クスのキ

日々のちょっとした「クスッ」の気もちを木のように育てる記ろく。

竹林整備

f:id:setodesign:20200321112425j:plain

 

建築家の知人が、建材に利用すべく整備している竹林に、休校中の子どもたちも来てもいいよと声をかけてくれて、次女と行ってきました。

 

まだぼうぼうの竹林で、倒れているまたは倒れかけいる竹を切る、運べる大きさに切って竹林の外に運ぶ、というお手伝いと、作業場で切った竹を割る、節を削ぎ落とす、というお手伝い。

 

鋸もはじめての次女には難しいのでは、と思ったものの、悪戦苦闘しながら固い竹を切れるようになり、一所懸命運び出し、竹を割る道具の使い方も教えてもらい、なんとか一連の作業をできるようになりました。

 

f:id:setodesign:20200321113140j:plain


帰り建築士さんの軽トラックに積み込まれた割竹の束を見て、「明日現場に持っていくよ」ということばにキラッとした顔。遊びではなく、自分の労働が役に立つという経験。誇らしそうで、満足そう。

 

竹林の中の清々しさ、竹の大きさ、固さ、重さ、手触りや匂い、切れる時の大きな音、全身で味わう。

 

ざわざわした社会の中でも、この機会に粋な計らいをしてくれる大人たちがたくさんいることが救い。ありがとうございました。