工夫
学校の休み時間は何して遊んでるの?と聞くと、もっぱらごっこ遊びらしい小1。
折り紙で折った動物(うちの子は鳥、他のお友だちは恐竜やら蝶やらいろいろ)でごっこ遊びをするうちに、えさやおうちを作るようになったようで。誰かにもらった空き箱で作った立派な鳥のおうちを、持ち帰って見せてくれました。
こちらはいつのまにか描いていた、島に住む子どもたちのごっこ遊び。2D。
家ではレゴやシルバニアファミリー、バービーでごっこ遊びしてるけど、自分で作るごっこ遊びはどんどんアイテムを追加できていいね。紙だから学校に持っていっても大丈夫。
規制があるから、工夫する。誰に言われるでもなく。子どもの力って素晴らしいな。
雨でおいもほりに行けなかった子どもたちが、紙に大きなおいもを描いた。大きな大きなおいもが実物に、、、?何度も何度も読み聞かせた大好きな絵本。まさに子どもってこれ。
読書
とんと本読んでないなー、と思ったけど、わたしめっちゃ読んでました、児童書を。
小学一年生の次女がとにかく読書家。図書館が近くにあって、ほぼ毎週10冊借りてる上に、最近は読みたい本がないと言って隣の市の図書館まで遠征。さらに学校の図書室で毎日借りてくる。
姉妹を比較しないことを心がけているものの、中学三年生の長女はまったく本を読まないので、その違いには驚きます。うちだけでなく最近の中学生の読書量は減っているようですね。読んでいる子もラノベが中心だという長女の話。毎晩欠かさず読み聞かせをして、せっせと図書館に連れて行き、家にも良い本がたくさんあるのにまったく読書家にならなかった長女。何も言わずほっぽらかしでも勝手にずっと本を読んでいる次女。子どもは親の思惑通りにならないことだけは確か。わたしの「本を読む子はえらい」という先入観、「本を読む子にしたい」という押し付けが、むしろ逆効果だったのだろうな。。
わたしも読んでいた名作系以外に、次女が好きな本。
かいけつゾロリシリーズ
ミルキーすぎやまシリーズ
わかったさんシリーズ
こまったさんシリーズ
1ねん1くみシリーズ
ルルとララシリーズ
なんでも魔女商会シリーズ
まじょ子ちゃんシリーズ
おばけちゃんシリーズ
そして現在魔法の庭シリーズ。毎晩自分が読んだ後に、「これおもしろいから読みなー」と渡されるので、翌朝までに読んでおかないといけません。そして、「おもしろかったよー」と返すと満足そうに、また違う本をおすすめしてくれます。
自分では選ばなかった本、子どもが選ばなかったら読まないだろう本、この歳になっても新しい出会いがあります。わたしには??なものもあるけど、読んでみると、子どもの心をくすぐるところがわかる。そしてうんうんいいじゃん、と思うところもある。
子育てって時々ボーナスステージみたいなところがある。
受験
神奈川県の高校入試は来週再来週が本番。我が家では初めての受験体験。地域によってもいろいろでしょうが、わたしの時代とは違って、公立高校も倍率が高く落ちる子もいる入試。少子化、なのにね。
推薦入試で私立高校に決まった子、専門学校に決まった子、高校も千差万別、学校に行かない選択もあり。15歳で、はじめて自分で決める、自分の道。過酷だなあと思ったけど、入試直前の我が子の様子を見ていて、必要な試練なんだなと理解した。もう子どもじゃないんだな、と。
自分の希望、自分の力量、周りの環境や条件、いろいろなことを総合的に検討して、自分で目標を決めて努力して、結果に自分で責任を持つ。
親は応援するし、お金は出すけど、もう子どもの人生の責任は負えない。手を放す時なんだな。親子ともに、新たな道へ。
きっとどんな道でも輝いているよ。
考えない力
長女は中学三年で、高校入学試験まで残り1ヶ月を切ったバリバリの受験生。
思春期の受験生、難しい年頃のはずなのに、いたってマイペースで淡々としている。勉強もしているけど、ふと見ると歌ってたりお笑い見てたり、塾のない貴重な夜には家族を誘ってテーブル卓球に熱くなったり。反抗期が激しく、受験期もピリピリしてたナイーブなわたしとは全然違って、拍子抜けしてしまいます。
自分と似ていないので不思議でしかたなく、でもうらやましいなあと常々思っていて、思いついたこと。
深く考えない、のがいいのではないかと。
わたしはよく考えなさい、考えて行動しなさい、って誰に言われたのかそれがあたりまえだと思ってきて、思索に耽るのも悩むのもいいことだと思ってきたんです。周りに気を使うとか、空気を読むとかも。それが美徳だと信じて疑わなかった。
でも、長女はあまり深く考えていないように見える。大丈夫?もっとよく考えなさいと言ったことも多いけれど、それで失敗したり後悔したりはほとんどなくて、むしろとても生きやすいように見えます。
例えば、お友だちにちょっともやっとすることがあったとしても、「たいしたことじゃない」「〇〇(お友だち)が自分に悪いことをするはずない」「大丈夫」と深く考えず、裏を読んだり悪く捉えたりしない。結局すぐに問題は解決していたりそもそも問題にならなかったりして、淡々と過ぎていく。
成績別にクラスが分かれている塾に中学三年から入っても、下のクラスにいるとかを気にしないし、おもしろい子がいるとか、ガツガツ勉強するクラスよりいいと言ったり。
志望校を決めるにあたっても、最初A高校がいいと言っていたけどとても無理そうとなると、「じゃあB高校にする」とあっさり。B高校のことを調べて、「やっぱりこっちの方が自分に合ってる」と全然めげない。A高校に行けるように頑張るんじゃないのか!と肩透かしをくらいますが、楽でいいなあと。
高校に入ったらあれしてこれして、と試験前から受験に失敗するイメージなど全く持っていない様子。「塾でやれって言われたから」と深く考えず塾でやれと言われた課題は必死にこなす。
考えてもしかたないことをずっと考えたり、起こってもないことを心配したり、深く考えすぎて行動できなかったり、そういうことをずっと繰り返してきたわたしには、びっくりする長女の思考。「考えなし」というと批判的ですが、「考えない力」も生きる力だなあと。やるべきことをやって、あとは深く考えない。子どもから生きる知恵を教えてもらうことが多いです。
すべての受験生に笑顔の春が訪れますように。
眼鏡
小学一年生の次女の近視が発覚した12月。
前々からおかしいなとは思っていたんです。パソコンで動画を見る時にやたらに近寄るので、「1m以上離れて見なさい」と何度注意したことか。でもすぐにまた近寄っている。でも入学時の視力検査にも引っかからなかったし、本人も見えてると言うので、まさかそんなに見えないとは思わなかったんです。
たまたま会ったお友だちの子が仮性近視の治療をしていると聞いて、仮性近視の場合早い年齢で治療すれば回復する可能性が高いということで、一度検査しようと眼科に行きました。
結果仮性近視ではなく、見事に近視が進んでいました。最近は低年齢の近視も多いと言いますが、小学一年生での眼鏡は親のわたしがショックでしばらく気が沈みました。家の照明が暗かったからかなあ、早くから漫画読んでたからかなあ、もっと早く眼科に行けばよかったのかなあ、、と次々後悔が浮かびます。。
そんなわたしを横目に、次女は眼鏡に興味津々。「かっこいい眼鏡にする!」とはりきって眼鏡屋さんへ。お気に入りの眼鏡を作ることができて、うきうきで新学期に眼鏡で初登校。
わたしは眼鏡初日の反応が気になり、夕方急いで学童のお迎えへ。
わたし_「眼鏡どうだった?何か言われた?」
次女_「眼鏡眼鏡ってみんな寄ってきたよー」
わたし_「やなこと言う子いなかった?」
次女_「犯人とかあ、不審者とかあ」
わたし_「え、そんなこと言う子いたの!?(内心動揺)」
次女_「黒いパーカってまだ着れるっけ?」
わたし_「え??」
次女_「明日フードかぶってー、黒いスボン履いてー、眼鏡でー、不審者っぽくして学校行こー!ぐふふー!(笑)」
わたし_「え??」
眼鏡がかわいそうってネガティブに捉えてた自分を反省。ポジティブに捉えると、何事にも負けないな。次女強い!
初ハイキング
2020年あけましておめでとうございます。
仕事関連の告知ではなく、日々の生活や子育て、ものづくりのなかで、気づいたこと、残しておきたいこと、お伝えしたいことをブログにしようと思ったものの、、なかなか書けないままに月日が経っていました。。
新年より心機一転。気軽にささいなことも綴っていきたいと思います。
今年は長女が中学3年の受験生。忙しく勉強しているので、そっと静かに鎌倉で年末年始を過ごしました。
鎌倉のハイキングコースは去年の台風の影響から閉鎖されたままなので、年始の初ハイキングは逗子の鷹取山へ。
鷹取山ハイキングコース。
うちは小学1年生の次女と一緒なので、東逗子から上ってまた東逗子に下りてくる、お手軽コース。
途中富士山もくっきり見えました。
山頂では岩壁でクライミングする人たちを見ながら、凧あげ。
海でもよくあげている愛用の凧は、アースカイト。手軽に持ち運べて、よくあがります。タコ糸は別売りで長いものをつけています。
インドア派の次女も、小学1年生になって、ずいぶんらくらくと歩けるようになりました。今年はもっとハイキングに出かけたいな。