ポンポン
すっかり春ですね。鎌倉も桜が満開です。
ですが、冬の遊びで書いておきたいことがまだありました。
これも保育園で使っていて真似をして買った『ポンポンメーカー』。
ポンポンは、厚紙やダンボールなどを芯にしても作ることはできますが、メーカーがあると、子どもにもとても簡単にきれいに作れます。
最近では100円ショップでも売っています。わたしはずいぶん前からクローバーのポンポンメーカーを使っているので、100円ショップで見つけた時には、「なんと100円!」とちょっとショック。。使用感を比較したいなと思っていたら、すでに比較してくださっている方がいました。
5歳の次女にはまだむずかしいかなと思ったのですが、やりたいと言うので教えてあげたら、一応ちゃんとできました、ポンポン。自分自身慎重な性格なので、「まだ無理かな」と子どもにもつい慎重になってしまうのですが、やらせてみると案外できるってこと、多いです。とりあえずたいていのことは気をつけながら思いきってやらせてみよう、とまた思いました。
たくさんできたポンポン。おままごとにはかなり使えます。
カラフルなので、やっぱり思いつくのは、アイスクリーム屋さん。
いつのまにかコーンも作って、かなり本格的になっていました。
サンデーとかパフェとか、とりあえずスイーツにはいろいろに応用されています。家にある毛糸でてきとうに作っても、全部かわいい。
長女のときは、たくさんヘアゴムにしたなあ。ブローチも。
ポンポン作りの本も最近はたくさん出ていますね。
もうこの本の中の作品ほんとどれもこれもかわいくて、全部作りたい!
ちょこちょこ作ってみてわかったことは、本のような仕上がりにするためには、本にある通りの細い毛糸できっちり作ること、みたい。
あとわたしのこだわりは、絶対にハサミ。手芸用のよく切れる先の尖ったハサミがあると、断然仕上がりがよくなります。
でもまあ、てきとうに作ってもかわいいし、子どもは大満足。
リリアン編み
子どもの頃駄菓子屋さんで買った小さな編み機で、「リリアン」編みをやっていました。何にするでもなく、長〜く、編むだけで楽しかった。手芸に「はまる」原点だったかもしれません。
次女の保育園では、牛乳パックと割り箸で手作りした編み機を使っていました。これ小さな子にも編みやすいし、太めにでき上がるのでいいですね。
さっそく家でも真似してみました。
とりあえず次女作1本目は、ずいぶん時間をかけてマフラー。どんどん編んでいくものの、次はどうする?と考えていたら、、
バービーちゃんのお洋服にぴったりの太さ、ということに気がつきました!
ちょっとセクシーですが、、
ただの筒状で、ワンピースにも、スカートにも、トップスにも。
いけます。
調子に乗って、帽子やスヌードにも。
10cmくらい編めば、いろいろに使えます。
バービーのお洋服作って、というリクエストに、なかなか応えてあげられなかった罪悪感から、少し解放されました。
くずれもんじゃら
Facebookの「過去のこの日」機能に出てきた、少し前の画像。
入れ子になったカップを積んでいくおもちゃが家にあったのですが、ただのIKEAのプラスチックコップでも遊べる!と発見。
ぴったりに合わせないと積むことができないので、けっこうむずかしいです。
でも同じコップがたくさんあれば、かなり高くまで挑戦できます。
新しい遊びを発見した時には、「名前」をつけます。
このコップ積みの名前はどうする?と子どもに聞いて、子ども自身が命名したのが、「くずれもんじゃら」。
いい名前です!
「名前」をつけると、一回きりの思いつきではなく、ちゃんと新しい遊びとして認定された感があると思うんです。
次に「くずれもんじゃらやろう!」って言えますからね。
おりがみもどし
5歳の次女は、家でも保育園でもおりがみブーム。
作品がどんどん溜まります(汗)。
ブームが去ってから片付けようと思うのですが、あちらにもこちらにも散らかっているので、本人の許可を取って、減らすことに。
折っただけの紙、捨てるのはしのびないので、開いて、伸ばして、おりがみケースに戻します(けちくさくてすみません)。
子どもは折れた紙でもう一度作るのはいやがるけど、ちぎり絵とか?使い道があるかも、と。
おりがみケースが、あっという間に折れた紙でぎゅうぎゅう。
それを見て次女は、「え〜!こわしちゃったの〜!」と、ちょっと怒り気味。
と思ったら、おりがみケースから、折れた紙を出して、
また折っていました。
線の通りに折って元の作品に戻す、という作業を。
たのしそうに!
折り線を見て、「これはなにかな〜」と推理して、線を辿りながら、途中で完成形に気づいたり、気づかなかったり。
「え!戻せたの!」とオーバーリアクションをしたら、得意げに、
いつのまにか、ずいぶん、元に戻されていました(笑)。
パズル的に、たのしかったようで、子どもはなんでも遊びにするんだな、と感心しました。
折って戻して、戻して折って、新しいおりがみは買わないで済むことを願います。
自然を飾る
夕方保育園のお迎えに行くと、お散歩に行った日には、たいてい下駄箱に「おみやげ」があります。
「おみやげあるよー」と、うれしそうに出してくれるのは、
石、枝、葉っぱ、BB弾、ガラス片や貝殻、、、。
どれもお散歩先の公園や海岸やお寺などでみつけた、宝物。
「ありがとう!」と家に持ち帰っても、すぐに本人はどうでもよくなってしまうのですが、余裕があるときは、ちょっとビンに入れたり、お皿に飾ったりして、たのしみます。
デザイナー仲間が関わっている、コドモといっしょの暮らしを考えるプロジェクト「コド・モノ・コト」の、ワークショップで購入した「だいじばこ」は、季節のあれこれを入れて飾るのにぴったり。
今日は、「こうさくするから」と自分で宣言して、おもむろに何か作り始めました。
こういう時は、手伝いたくなるのを我慢。セロハンテープでくっつけるのも、まあよし。
なんだかすてきなリース?ができあがりました。
すぼらなわたしは、生花を飾ることもままなりませんが、家の中に自然がちょっとあると、ほっとします。
子どもの拾い物のひとつひとつはなんてことのないものですが、お散歩中のわくわくと、おみやげにしてくれる気持ちが伝わって、 買ってきたお花よりいいかも、と思うのです。
フリースタイルおりがみ
5歳の次女のおりがみブームが続いています。
おりがみはすばらしい文化だと思うし、集中していいね!と思うけれど、増え続けるおりがみ作品には、ちょっと頭を抱えています。
そして、本を見て、難しいおりがみをやりたがることも。
長女は面倒臭がりで、本やお手本を見てやることはだいたい好きじゃなかったけれど、次女は逆。几帳面で、本やお手本の通りにやりたがります。それも、ちょっと無理では?と思うような、難しいものを好んで。
当然、「できない」「やって」となるのですが、基本的にとても自立心が強くてなんでも自分でやりたがるので、自分でできた!を大切にしてあげたい気持ちもあり、本の通りもいいけど、本の通りでなくてもいいんだよ〜と、「フリースタイルおりがみ」を勧めてみました。
これが、おもしろい。
「フリースタイルおりがみ」。そのまんま、おりがみをてきとうに折ります。
先にお題を決めてもいいし、てきとうに折ったものが何に見えるか、後から想像しても、どちらでもおもしろいです。
てきとうに折って、後から名づけたバージョン。
「クジラ」。
先にお題を決めたバージョン。
「魚」。
完成も正解もないですからね、何ができあがっても、ほめます!
とりあえず、かわいいもん。
先にお題を決めた、対決バージョン。
「獅子」。
わたしの獅子、、イタチだよね、これ。
完全に、負けてます。
大人は、すごいの作ってやろう!と思っちゃうからね。子どもの自由さにはかなわないけど、大人にも脳トレにいいと思います。
プロフィール
こんにちは。瀬戸なおよと申します。
夫婦で「seto」という小さなデザインレーベルを運営しています。
「seto」は、「自然に学ぶ」をコンセプトに、自然や生き物の知恵を生活に取り入れるという、人間が古来自然におこなってきたことを、再解釈することをスタート時よりテーマにしています。
現在は神奈川・鎌倉で、子育てをしながら、自然を散策、観察し、老若男女問わず楽しくなるものやことを日々考えています。
わたしはオリジナル製品の生産・販売を主に担当しています。ダンナはグラフィック関連、アートディレクション的な仕事、最近はデザインの非常勤講師、などしつつ、オリジナル製品に関するあれこれをこなしています。
というわたしたちには、娘がふたり。現在13歳と5歳です(2018年)。ものづくりをしている両親のもとで、やっぱりものづくりが好きな子どもに育っています。
夫婦で自営業。公私混同はあたりまえ。商品開発やワークショップのアイデアを求めて、子どもたちであれこれ試行錯誤。
そんな今までの蓄積をまとめたくて、ブログをはじめました。
「ユニバーサルであること」を基本理念としていますので、大人子ども問わず、誰でも、簡単に、生活のなかで取り入れられる「クスッ」のヒントを綴れたらいいなと思っています。
手づくりや丁寧な暮らしがしたいけれど、時間がない、お金もかけられない、実はめんどくさい。わたしもそうです。
仕事では表立って言いませんが、、いつも「最小のコストで最大の効果」を思案しています。そして、これは!という最小で最大のアイデアができた時のよろこびを追求しています。
無理することなく、「クスッ」が一日にひとつでもあればいいな、と思っています。